社員インタビュー

営業部門 NameT.T

目指すは、 船造りのベストパートナー

入社のきっかけ

船を造るときに最も大切なこと

20代前半のとき、他業種から船舶の製造関連の仕事に転職しました。私は文系の出身で、技術に関する知識はなく、船にも詳しくない状態でした。先輩社員と同行しながら、少しずつ仕事を覚える毎日でした。

船の仕事は、ひとりで完結することはほとんどありません。船という大きなものを造り上げるために、多くの設備や機器が備わっています。船にとって最も大切なのは安全性であり、船員の人命をどんなときも守らなければなりません。船を運航させる上で、関連製品を多数扱っている弊社の事業に魅力を感じ、3年前に弊社に入社しました。

仕事・業務内容

「納品して終わり」ではない

現在は営業職として、弊社が扱う製品の販売や保守の仕事に従事しています。

造船とは、5年程度という長いスパンで行われます。大きさもさることながら、安全性に配慮するために様々なチェックポイントに沿って、スペックや搭載する製品が決まっていくのです。関係各所とやり取りしながら、完成に向けて仕事を進めていく必要があります。

当社の製品は、「納品して終わり」というわけではありません。船の寿命は20〜30年といわれていますが、その間に、弊社の製品のメンテナンスが必要になります。要請があれば、速やかに修理や部品の交換をしなければなりません。アフターサービスや在庫管理にも気を配ることも、営業職の大切な仕事です。

印象に残っているエピソード

船が就航するときの喜び

弊社での仕事ではないのですが、私が担当した船が初めて就航したときの達成感は忘れられません。もちろん今でも、関わった船の就航は感慨深い気持ちになりますね。

営業職の仕事は、人と人とのつながりがなければ成立しません。多くの関係者が、長い工程を経て就航に向けて仕事をしています。感謝したり、感謝されたり。そういった関係の中で仕事ができる楽しみをいつも感じています。

仕事のやりがい

お客さまのトラブルに、適切に対応する

弊社の強みは、迅速かつ柔軟な対応力です。安全性が最も重要な造船業界、海運業界では、アフターサービスや製品管理のニーズがとても高いです。

例えば製品の不具合など、トラブルが発生した際は弊社の技術職が直接対応します。自動電話交換機や電話機、火災探知装置など、それぞれの製品に精通した社員が対応することで、お客さまに安心いただけていると思います。

また船の就航中に、突発的に部品の交換が必要になることもあります。弊社では、本社や営業所に一定数の在庫を用意しているので、部品の交換が必要なときは迅速に現地へ届けることが可能です。例えば上海やシンガポールであれば、関西国際空港に夕方4時までに製品を届ければ、翌朝には現地に届けられます。販売だけでなく、アフターサービスも含めてお客さまに価値を提供できるという点は、弊社ならではのやりがいだと感じます。

今後の目標

技術革新を踏まえた提案力を磨いていく

近年は、弊社のお客さまからAIに関する話題が増えてきたと感じます。日本でも、無人運航に関する実証実験が成功しています。お客さまの大切な荷物を輸送する海運業界で、今すぐ無人運航が実用化されることは考えにくいですが、近い将来、技術革新の影響は多かれ少なかれ出てくるでしょう。

そういった技術革新も前向きに捉え、お客さまへの提案力を高めることは重要なことです。私たちの仕事は、船で働く方々の力になること。業務の幅が広いからこそ、私たちに期待されることも増えていくはず。今後も営業職としての経験を積み、ゼネラリストとして活躍できるようになりたいと考えています。

Message

求職者へメッセージ

メイド・イン・ジャパンを
世界中に届けよう

私たちの仕事は、異なる立場、価値観の方々と連携することといっても過言ではありません。それぞれの違いや利害関係を理解した上で、ひとつのチームとして仕事をするという意識が常に求められます。

弊社は少数精鋭で、若手にも大きな仕事に挑戦する機会があります。支えてくれる先輩も周りにたくさんいます。弊社の製品は「メイド・イン・ジャパン」として海外でも高く評価されています。私たちの仕事を世界中に届けていくために、一緒に働きませんか?

1日の流れ

08:30
出社
09:00
タスク管理
10:00
問い合わせ対応
11:00
図面作成
12:00
昼食
13:00
営業所出発 顧客先へ訪問する為、移動
14:00
顧客様と打合せ
15:00
営業所へ帰社
16:00
見積書作成
17:00
明日以降のタスク確認
18:00
帰社