社員インタビュー

技術部門 Name H.I

毎日が学び。 日本の物流を技術で支える

入社のきっかけ

技術者を志し、船に関わる仕事へ

地元の短期大学校を卒業後、新卒技術職として日本舶用エレクトロニクスに入社しました。私はもともと技術者になりたかったのですが、船について詳しかったわけではありませんでした。

弊社の会社説明を受け、船が日本の物流を担う乗り物であり、私たちの快適な暮らしを支えていることを実感しました。人命を守るために開発された弊社の製品群も魅力に映りました。製品開発から保守サービスまで手掛ける弊社で働き、幅広く知識や経験を積むことで世の中に貢献したい。そんな思いを抱き、弊社への入社を決めました。

仕事・業務内容

人命に関わる火災探知装置

私は入社以来ずっと、火災探知装置に関する仕事をしています。船には様々な設備や機器等が搭載されていますが、電気系統や機関系統の不具合に起因する火災リスクがつきものです。人命にも関わるため、弊社で取り扱う製品が高品質であることはもちろん、トラブル発生時の迅速なアフターサービスも必要になります。当社担当営業を窓口として船員の皆様との連携を取りながら、問題解決に取り組んでいます。

印象に残っているエピソード

オーストラリア行きの就航船に同行

弊社の技術職は、4つのグループに分かれ、3名程度のチームで保守業務を担っています。トラブル発生時も、たいていの場合は船員の方々に対応いただく必要があります。製品に詳しくなくても対応いただけるよう、分かりやすいマニュアルを作るのも大切な仕事です。

ただし場合によっては、現場へ足を運ぶこともあります。数年前には、沖縄からオーストラリア行きの就航船に同行して、アフターサービスの作業をしたこともあります。なかなか得難い体験でしたが、無事に修理を終えることができて嬉しかったですね。

仕事のやりがい

船員から感謝される仕事

仕様設計から製品設置後の調整工事、就航後のアフターサービスなど、技術職の業務範囲は多岐にわたります。それぞれ異なる専門性も要求されますが、技術者としてやりがいを感じることができます。

何より嬉しいのは、仕事を終えたときに感謝されることです。火災探知装置でトラブルが発生すると、出港停止を命じられる場合があります。そうなると客先での損失が避けられませんから、弊社がアフターサービスを通じて問題解決に取り組むのです。無事に修理が完了したとき、船員の方々の安堵された表情を見ると、この仕事をやっていて良かったなと思えます。

船のトラブルをゼロにすることはできません。船も製品も古くなれば不具合は必ず生じます。だからこそトラブルが発生したときに、いかに迅速に対応するかが大切です。これからも対応力を磨いていきたいと考えています。

今後の目標

顧客対応の経験を、新製品開発に生かしたい

今後は、後継機や新製品の開発にも関わりたいですね。火災探知装置の分野で経験を積んできたので、関係各所のニーズも掴めてきました。いつか「この製品は私が開発したんだ」と言えるような実績を作りたいです。

Message

求職者へメッセージ

一人ひとりが、
日々成長できる環境

「船のことを知らなくても大丈夫だろうか」と思う方もいると思いますが、迷ったらぜひ応募してみてください。弊社は時間をかけて知識や経験の習得に取り組む会社です。先輩社員のフォローも充実しているので、安心して業務に取り組めます。海外に行く機会もあるので、刺激を受ける機会も多いでしょう。

私も15年ほど働いていますが、毎日のように「分からないこと」に直面します。分かったつもりでいても、現場に行ったり、お客さまの話を聞いたりしないと理解できないことが多いものです。切磋琢磨しながら、共に成長していきましょう。

1日の流れ

08:30
出勤
09:00
図面作成及び本船からのトラブル対応
12:00
休憩
13:00
図面作成及び本船からのトラブル対応
17:30
翌日へのスケジュール確認と資料確認
18:00
退勤

※現場作業については、本船の運航スケジュールに合わせての作業となります。